いざ挑戦!はかた号!初九州への初挑戦

突然ですが、旅行はどこへ行ったかも大事ですが、どうやって旅をしたのかも大切だと私は思っています。
私は、HTVさんの水曜どうでしょうという番組が大好きです。子供のころから、
深夜バスに苦しみながらも笑いをくれるどうでしょう軍団に心を惹かれ、「いつかこんな旅をしてみたい!」という思いに駆られていました。

そうこうしている内に20代も半ば。当時の大泉さんの年齢に差し掛かり「このまま憧れるだけで良いのか」という思いがずっと胸の中にありました。
そんな胸の中の燻りを払拭するべく、ついに私はあこがれの深夜バス「はかた号」に乗ったのです。
21時、堂々とした姿で新宿バスターミナルに入ってくるはかた号の姿に、
どうでしょう班を苦しめたはかた号への恐れとそれ以上に憧れのはかた号へと乗れるワクワクを感じていました。

実際に乗り込んでみると、番組から約20年経っていることもあってか、バスの中はすごい快適になっていました。三列シートに、コンセント。
タオルケットにお茶まで置いてあり「なんか思ったよりも快適だな」なんて出発前の私は考えていたのです。
そんな思いが覆されたのは深夜2時ごろ。出発から5時間ほど経った頃でした。
「眠れない」長い間バスの席に座っているというのは、思っていた以上に首やお尻が痛いのです。
眠ろうと体制を変えても中々寝つきの良い恰好を取ることが出来ず、夜はどんどん深まっていきます。

しかし、それでも私の中にあったものは「楽しい!」という気持ちでした。
自分が憧れのどうでしょう班の彼らが乗っていたものと同じバスに乗って、同じ旅をしている。同じものを感じている。
そう考えるだけで、楽しくてしょうがなかったのです。

そうして夜を明かし、気が付けば午前8時、佐波川サービスエリア。
ようやく身体を伸ばせると思いっきり伸びをすると、身体中からポキポキと音がしました。よっぽど悪い体制で寝ていたみたいです。
その後、はかた号は到着予定時刻午前11時を一時間過ぎた午前12時にはかた駅前バスターミナルに到着しました。

その時の「ようやく着いたんだ!」という気持ちと、達成感はここ数年で一番のモノでした。
自分にとっての初九州上陸が絶対に忘れることのできない思い出になった瞬間です。
旅には色々な形があると思います。温泉やレジャー、観光地を巡るという王道も楽しいものだと思います。
自分もそのような旅は大好きです。ですが、せっかくの非日常なのですから、旅にちょっとしたスパイスを足してみるのも、また違った楽しみがあるのではないでしょうか。
ちなみに、到着した日の18時50分初はかた号で東京へ帰りました。